人間交差点 12

小学館文庫

人間交差点

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
矢島正雄 , 弘兼憲史
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
1996年1月
判型
文庫
ISBN
9784091921222

愛と憎しみ、喜びと哀しみが織りなす無限の人間ドラマを描く珠玉の名作

▼第1話/南▼第2話/蛾▼第3話/冬の避暑地▼第4話/一年▼第5話/初恋▼第6話/今頃▼第7話/弟▼第8話/手帳▼第9話/映画館▼第10話/ガラス紙▼第11話/最終便▼第12話/雨林 ●あらすじ/北の町で、寒さと飢えで倒れていたところを、実業家・吉村昭也に救ってもらった少年。それから彼はむしゃらに働き、吉村の経営する企業の本部長にまでなった。だが今また、あの少年の頃の「寒さ」が男を襲っていた。自分の20年間の労働に意味はなかったのか?と…(第1話)。▼女子予備校生・砂場は、上京して3年。予備校と、趣味である絵画教室とアパ-トを往復するだけの毎日だ。休みの日は一日中、冬なのに生き残っている蛾を描いている。そんな生活に不満があるわけではない。だがそんな地味な生活をしている彼女を気にして、予備校で同級生の男子学生・森が何やかやと世話を焼き出すが…(第2話)。▼雪が積もる冬の別荘地に、演奏に呼ばれた演奏家の一家がいる。チェリストの祖父、ピアニストの母、バイオリン担当の娘だ。だが祖父は、今、娘が幸せではないのでは…と気にかかっている。それは、今、演奏に参加していない娘の夫、バイオリニストの透に原因があった(第3話)。

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