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【博雅堂の『おはなし名画シリーズ』】
「おはなし名画シリーズ」は、「子どもが気軽に本物の芸術に触れられる環境を作りたい」という思いから作られた子ども向けの高品質な大型美術全集です。
画家の生涯を辿りながら、その作品を観賞できます。平成4年初刊以来、多くの新聞紙上にとりあげられ、「絵が大きく色も鮮やかで、文章も読みやすい。幼いころから良い絵を与えることで、子どもたちの感性を伸ばすのに役立つだろう」と高い評価を頂いています。「日本図書館協会」「全国学校図書館協議会」の選定図書であり、多くの学校教科書でも推薦されています。
美術入門書として子どもから大人まで楽しめます。
入学祝いやクリスマスプレゼントとしても大好評のシリーズです。
【やなせたかしさんの推薦の言葉】
「ぼくは絵の好きな子どもだったから、ちいさい時から父の書斎の美術全集を見て育ちました。しかし、それはみな大人用のものでしたから解説の文章は理解できなかったです。もっと画家の人間性そのものを知りたい。この絵を描いた人はどんな人だったかを知りたいのに、技術的な枝葉の解説が難解でした。この「おはなし名画シリーズ」は版も大きく絵も鮮明で、子どもはもちろん、大人が読んでも充分に面白くて、絵を見る楽しさと面白さが三倍になるとぼくは思います」
・第8巻 「平山郁夫のお釈迦さまの生涯」(・B4変型版 ・オールカラー72ページ ・収録図版36点)
この画集は「お釈迦さまの生涯」を平山画伯の仏教画で辿っています。その資料集めにあたって、子どもを対象とした仏教書が皆無に等しいのに驚きました。これは、キリスト教関係の児童書がコーナーを持つほど豊富にあるのとは対照的でした。
仏教が日本に伝えられ1400年以上経ち、日本人の約8割が仏教徒といわれ、伝統文化、生活習慣の隅々にまで仏教の影響を深くうけていながら、私たちはあまりにもお釈迦さまのことを知らないように思います。
12月25日にクリスマスを祝う家庭は多いでしょうが、4月8日の『花祭り』にお釈迦さまに甘茶をおかけするいわれを知る人は、少ないのではないでしょうか。
本書では、ブッダとなられたお釈迦さまの教えを、はじめて平山画伯の仏教画にふれる子どもたちのためにまとめてみました。本書が子どもたちにとって、平山画伯の絵画のすばらしさと、仏教を理解するきっかけとなってくれれば幸いです。
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