人間交差点 8

小学館文庫

人間交差点

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
矢島正雄 , 弘兼憲史
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
1995年3月
判型
文庫
ISBN
9784091920188

愛と憎しみ、喜びと哀しみが織りなす無限の人間ドラマを描く珠玉の名作

▼第1話/一輪▼第2話/ささやき▼第3話/よどみ川▼第4話/凪▼第5話/丘▼第6話/赤い雨▼第7話/…の後▼第8話/夢の破片▼第9話/微笑(ほほえみ)▼第10話/夕暮れから▼第11話/雪 ●あらすじ/資金繰りがつかず、会社を倒産させてしまった小坂は、妻と小さな息子を連れて自殺をするために熱海にやってきた。生命保険で借金を返済しろと、サラ金業者につめ腹をきらされたためだ。だがそこで、息子がひどい熱にうなされてしまう(第1話)。▼今や、押しも押されぬ世界有数の自動車メ-カ-となった日豊自動車。その創設者のひとりである岡田宗介が、死を迎えようとしている。彼は優秀なエンジニアでありながら、役職につくことを拒み続けてきた男だった。何故、彼はそのようにひっそりと生きつづけなければならなかったのか?(第5話)。▼都会の片隅で、少女が瀕死の状態で発見された。身元を偽って生活していたために、彼女の年齢も、住所も、本名さえも、知るものは誰もいない。田舎から東京見物にきた、ただそれだけだったのに、それから2年後、都会に飲まれるように、彼女は死を迎えようとしている…(第6話)。

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