取り寄せ不可
ザビエルとの運命的な出会い――
これが宗麟の人生を決定した。
彗星の如く現れ、毛利元就との死闘の末、北九州6カ国の覇者となった大友宗麟。
一方では、宣教師ザビエルとの運命的な出会いから、求道者としての人生をも歩むことになる。
戦国の世に智将と称された男に去来する苦悩と葛藤とはなにか。
才気煥発にして、正義感にあふれ、進取の気性にとんだ宗麟の波乱に満ちた半生を描きあげた著者渾身の力作!
殺戮に精力を注ぐ合戦をいつまで続けなくてはいけないのか。元はと言えば、土地の奪い合いが合戦の発端だ。煎じ詰めれば、土地から上る穀類の収穫量に、戦う要因がある。穀物の収穫量が富の素になっているからである。
その富を、南蛮との交易によって得ることが出来るとするならば、土地についての認識も変わっていくだろう。血刀を掛け合い、弓矢を放ち、槍をしごいて、命のやり取りをするといった悲惨な行為はなくなって、人は死なずに済む。
(本書より)
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