取り寄せ不可
『源氏物語』という一つの文学作品から倫理思想──ともがらのすじみち──を抽出する試みが本書の主題である。「情」「こころ」を軸としてすべてが展開していく様を、一:苦悩する女性たち、二:朱雀院による応報、三:罪と恥、四:朝顔と大君、五:夢、六:出家、七:死、の各項目を実証的に分析していく。かつてないユニークな観点から『源氏』を捉え、平明な文体ゆえに論旨が一層明確化された、創見に充ちた力作。
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