二葉亭四迷伝

講談社文芸文庫

二葉亭四迷伝

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出版社
講談社
著者名
中村光夫
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
1993年8月
判型
文庫
ISBN
9784061962361

明治の黎明期に、近代小説の先駆的な作品『浮雲』を書き、「言文一致体」を創出した文豪・二葉亭四迷の、46年の悲劇的な生涯を、全17章から成る緻密な文体で追う。最終章は、ロシアからの帰途の船上で客死する記述に終り、著者「あとがき」に、「これは彼の生活と時代を再現することを必ずしも目的としたのでなく、伝記の形をとった文学批評だ」とある。評伝文学の古典的名著。読売文学賞受賞作品。

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