本音で話そう「看護婦問題」

本音で話そう「看護婦問題」

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出版社
未来社
著者名
宮子あずさ
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
1993年4月
判型
B6
ISBN
9784624501037

医療体制の現実を厳しく見つめ女性全体の問題としてその解決のために明快に問題を指摘。/Ⅰ患者さんたちに聞いてほしいことⅡ看護婦の仲間と考えたいこと

目次

プロローグ/もっと本音で話そうよ
第一章 患者さんたちに聞いてほしいこと
 1 現場の看護婦の発言が少ないのはなぜか
   本当は明るい話をしたいけど……/看護婦って、たいへんな仕事?/医療・保健・福祉のダンゴ状態/とりあえず病院で働く今の立場から
 2 病院へのふくらむ期待に、  看護婦は応え切れるのか
   ふくらむニーズに看護婦は応え切れるか/食事時間ひとつ変えるのもけっこうたいへん/私を開き直らせたあるできごと/医療の改革は“おいしいとこどり”だけではすまされない
 3 自立志向のない患者さんとその家族が看護の仕事をやりきれないものにする
   ニーズとわがままという永遠のテーマ/病院にお年寄りをあずけてハワイに行った家族/病院はよろず相談所?
 4 “完全看護”の誤解に苦しむ看護婦たち
   完全看護という幻想/ややこしい、基準看護の話/やりきれない紙オムツの山/家族じゃなければできないケアもある
 5 医療と福祉、看護と介護が混同されている
   看護婦の仕事っていったい何?/看護と介護の違い
 6 夜勤をしなければ食べていけない基本給の安さ
   私の給与明細/せめてもらいたい、これだけの手当/三交代にもいへの道”/看護婦と准看護婦の違いって?/内輪もめの材料は、なるべく減らそうよ/資格制度を変える時の原則は、既得権の保障
 4 看護学校の大学化は看護婦の地位向上につながるか
   看護学校卒を、学士扱いにして欲しいとなぜ言わない?/大学がそんなにありがたいのか?/どうせなら大学制度の根幹を変える大学化を/大学への幻想の裏にあるもの
 5 看護婦問題を、女性全体の問題としてとらえ直そう
   リブとフェミニズムのはざまで/看護婦=病院の主婦の現在/母性的・奉仕的仕事としての称賛を越えよう
エピローグ/“言い過ぎ”の言い訳

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