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科学技術の各分野では、ベクトル量と共にテンソル量が随所に現れてくる。
本書は、テンソルの概念とその演算法を必要とされる読者のために、テンソルの代数とテンソルの解析の初歩を入門的に述べたものである。各種の応用例にふれながら「数学としてのテンソルの理論」を中心に解説し、特に第5章で応力とひずみについてふれた。
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