起源と根源

ポイエーシス叢書

起源と根源

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出版社
未来社
著者名
小林康夫
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
1991年4月
判型
B6
ISBN
9784624932015

哲学と文学の最前線でアクチュアルな活動をつづけている著者の快心の論文集。フランス現代思想の側からするドイツ思想への問いかけの書。
目次
I
カフカの門――『田舎の婚礼準備』のトポロジー
問いの場処――物語の問い・法の問い、あるいは存在と死
  1問う存在としての現存在
  2法の門前
  3物語の謎――出来事と決定性
  4問いと死
  5法の前・死の前
  6一すじの輝き――宗教的なモメント
  7暗闇と輝き――『審判』からの光
  8空虚からの転回
  9問いの前――解釈の根源性
  10死と良心(1)
  11死と良心(2)
  12存在の法
  13物語の僥倖――表象の到来
II
起源の問いの運命――ハイデガー『芸術作品の起源』プレ・オリジナル(一九三五年)をめぐって
〈真理>の訴訟――靴・神殿・大地
III
根源と痕跡――ベンヤミン一九三五―四〇
存在のアルケオロジー――ベンヤミン一九三三
  1イメージの考古学
  2言語とミメーシス
  3物語の運命・正義への門
決意と回想――到着について
 
 あとがき
 初出一覧・解題

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