一草一花

講談社文芸文庫

一草一花

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出版社
講談社
著者名
川端康成
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
1991年3月
判型
文庫
ISBN
9784061961180

道元、明恵、良寛などから日本人の自然観・宗教観をさぐり、その美意識の根底には哀しみを帯びた東方の虚無思想が存在すると説くノーベル賞受賞記念講演「美しい日本の私」、芥川龍之介の「末期の眼」を引き、あらゆる芸術の極意は“末期の眼”にあるとして芸術家の恐ろしい“業”を示唆する「末期の眼」など、川端文学の本質を貫く生死一如の観を清冽に表出するエッセイ群26篇。

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