オッカムの言語哲学

オッカムの言語哲学

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出版社
勁草書房
著者名
清水哲郎
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
1990年5月
判型
A5
ISBN
9784326100859

ものと言葉が重なりあったまま現れる事態の記述を通して、オッカムを現代に繋ぐ試み

ウィリアム・オッカムは14世紀イギリス生まれのフランシスコ会士。中世最大の論争である普遍論争では唯名論の立場をとったといわれる。その意味も本書を読めば自ずと明らかになる。オッカムは、神学を論じている時も論理学をベースにものをいっている。そこで本書は、オッカム論理学を解明するため、論理学の基礎に関連した2つの理論(表示と代表)と認識論(直覚知の理論)を詳細に論ずる。ものと言葉が重なりあったまま現れる事態の記述を通して、オッカムを現代に繋ぐ試みである。

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