社会分業論 下

講談社学術文庫

社会分業論

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出版社
講談社
著者名
エミール・デュルケム , 井伊玄太郎
価格
1,188円(本体1,080円+税)
発行年月
1989年5月
判型
文庫
ISBN
9784061588745

社会が大きくなり、密度を高めるのに正比例して、分業は必然的に発展する。分業の進歩は、一方で激しい生存競争を引き起こし、また一方では競争者たちに共存の可能性を与えるであろう。本書で、デュルケムは分業の原因を仔細に検討し、さらに分業の病理学的形態の分析を通して、社会的連帯の正しい発展方向を展望する。道徳的秩序の確立、個人的人格の開花、闘争なき人類社会の創造……デュルケム社会学の実践的主題は、大きく深い。

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