社会分業論 上

講談社学術文庫

社会分業論

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出版社
講談社
著者名
エミール・デュルケム , 井伊玄太郎
価格
1,298円(本体1,180円+税)
発行年月
1989年4月
判型
文庫
ISBN
9784061588738

19世紀末、急激な資本主義化がもたらした無規制状態(アノミー)への危機感のなかで、デュルケムは「分業」の機能に着目し、社会変動のしくみを解明しようとした。本書第1編においては、有名な「機械的連帯から有機的連帯へ」という仮説が展開される。分業の発達に由来する連帯は、あたかも有機体のように、人間個人の個性を増大させながら社会全体を発展させるのである。フランス社会学を代表し、現代思想の源流をかたちづくった古典的名著。

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