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フランドル派の画家ブリューゲルの一枚の絵から社会的・民俗学的・宗教的意味を析出し、あわせて西欧子供観の通説を破った労作。1989年度サントリー学芸賞、日本児童文学学会特別賞、日本保育学会日私幼賞受賞。
目次
序
第一章 ブリューゲルの「子供の遊戯」、その作品成立の背景
一 ブリューゲルとアントウェルペン
1 生涯の大半を過ごした都市
2 国際商業都市となる
3 めざましい文化活動の都市
二 ブリューゲルの略伝
三 「子供の遊戯」の来歴
四 「子供の遊戯」の様式的特徴
五 「子供の遊戯」の人物配置と色彩
六 作品解釈の諸説
1 「子供の遊戯」の百科全書説
2 「幼年期」の寓意画説
3 大人の愚行の縮図説
4 大人の世界の鑑説
5 新しい解釈の提言
七 季節にみる子供の遊戯
第二章 「子供の遊戯」の図像学
1 お手玉遊び
2 人形遊び
3 人形の家
4 祭壇ごっこ
5 梟の巣箱
6 水鉄砲
7 仮面遊び
8 ブランコ遊び
9 くるみの風車遊び
10 シャボン玉遊び
11 小鳥遊び
12 ガラガラ遊び
13 石が脚にあたるぞ
14 洗礼ごっこ
15 目隠し鬼ごっこ
16 子供椅子
17 「いくつもっている」
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