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近代日本の代表的法学者で、戦後労働争議の調停に奮迅の活躍をして逝った著者(1888~1951)は、条文のみならぬ社会生活に欠かし得ない法について、この後も不朽と思われる叡智に満ちたエッセイを平易な表現で書いた。その精粋を二巻に纏めるうち本巻は総論に相当する。
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