非神話化提唱によって第二次大戦後の西欧精神界に衝撃を与えたイエス解釈で、イエスの教えを根底にある実存理解に還元し、生きることの実存的解釈を提示した問題のイエス書。
目次
序 論 観察の仕方
第一章 イエスの活動の時代史的環境
第一節 ユダヤ教
第二節 メシア運動
第三節 洗礼者ヨハネとイエス
第二章 イエスの宣教・神の支配の到来
第一節 救いの呼び声と悔改めの呼びかけ
第二節 神の支配
第三節 普遍主義か個人主義か・二元論か厭世主義か
第四節 将来と現在・決断の状況
第三章 イエスの宣教・神の意志
第一節 ラビとしてのイエス
第二節 聖書の権威
第三節 ユダヤ教的服従倫理
第四節 イエスの服従要求
第五節 要求の理解可能性
第六節 禁欲と世界形成
第七節 愛の戒め
第八節 神の意志と神の支配到来
第四章 イエスの宣教・遠くして近き神
第一節 ユダヤ教の神観
第二節 将来の神
第三節 摂理信仰と神義論
第四節 奇蹟信仰
第五節 祈りの信仰
第六節 信仰概念
第七節 父なる神
第八節 遠くして近き神・罪と赦し
あとがき
引用聖書索引
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