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この物語を一貫して流れる仏教的無常観は、琵琶法師の語る音楽性豊かな名文によって伝えられ、多くの人々の心を打ちつづけてきた。一方で源平の争いは、それまで朝廷の政のもとで生きてきた日本人が、全国的に繰り広げられた武士の合戦により、否が応でも国政の変化を肌で感じ、国民としての自覚を促される出来事であった。下巻では巻八から最終の平家灌頂の巻までを収載。付録として小秘事大秘事、索引を収めた。全2冊。
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