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土佐守紀貫之が承平4年(934)12月に土佐を出港して翌年2月京に帰り着くまでの旅日記。女性の筆に擬して書かれている。『古今和歌集』の仮名序を書いた著名な歌人である貫之、和歌を多く取り入れた平安時代の仮名文学の先駆作品として、その自由奔放な書きぶりは文学史上高く評価される。当時の交通・海賊・民間信仰の資料としても貴重。明応元年(1492)頃まで現存した貫之自筆本を最もよく伝える青谿書屋本を底本とした。
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