壷の中

美しい数学

壷の中

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出版社
童話屋
著者名
安野雅一郎 , 安野光雅
価格
1,815円(本体1,650円+税)
発行年月
1982年10月
判型
B5変
ISBN
9784924684119

表紙の美しい壺がこの絵本の主人公。

「これから おはなし するのは その つぼの なかの おはなしです」
と始まり、壺のふたが下に置かれます。
次をめくると、「つぼの なかには みずが はいって おりました」。
すなわち、壷の水は海なのです。???

ここから「どんどんふえる」数学でいう階乗のお話が始まります。

「海には、1つの島がありました」
「島には、2つの国がありました」
「2つの国には それぞれに3つの山がありました」

そして、3つの山にはそれぞれ4つの城があり、4つの城にはそれぞれ5つの町があり、
(中略)、9つの箱には各々10個の壺がありました。
さあいま、壺の数は、全部でいくつになるでしょう!!!
ともかくすごいことになるので、このリアルなおもしろさはぜひ絵本で体験してみてください。
むずかしいこと抜きとしても、絵の美しさにため息がでます。

安野さんの子息、 安野雅一郎さんのアイディアで生まれた数学絵本です。

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