造園図面の表現と描法 1

ランドスケープ・デザインノート

造園図面の表現と描法

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出版社
誠文堂新光社
著者名
野沢清 , 小板橋二三男
価格
2,904円(本体2,640円+税)
発行年月
1977年6月
判型
B5
ISBN
9784416477205

造園図面を描くための基本を学べる一冊。
                                                                                                                                                                                      
 従来、造園図面を描くのに、定規・コンパス等器具を用いた線を描く練習は、系統だって行われてきましたが、造園家にとって欠かすことのできないフリーハンドの線を描く練習は、充分に系統だってなされてきたとはいえません。このため、景観構成に使用する素材、すなわち、樹木、石等が図面にうまく表現できなかったといえます。
 平面図、立面図等投影図法によって描かれる図面の場合、フリーハンドの線でも単純な線ですむためそれほど問題になりませんが、透視図(パース)となると、フリーハンドの線の描き方の良し悪しが問題となってきます。完成予想図として、また、設計の過程における自己のイメージの具体化のために透視図を描きます。透視図は平面図、立面図等投影図法で描く図面と異なり、単に物の形を表現するだけでは不充分で、空間が表現されなければなりません。しかも線で表現しなければならないのです。景観表現のために、その景観を構成する素材の形をフリーハンドの線によってうまく表現できることが必要になります。なぜなら、造園の透視図は、これら素材によって構成された景観(空間)を表現しようとするものです。 

 そこで、本書では、造園素材の表現のための、基本的なフリーハンドの線の練習方法の説明、およびその練習課題を示し、樹木や石などの造園素材の描く手順、また、透視図(パース)の説明と描き方や造園作家の作図例を掲載し、初学者でも造園図面が描ける実力を養えるように編集されています。

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