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隅の老人は、推理小説史上でも類稀な、名前のない探偵である。本名が判らないだけでなく、経歴も正体もいっさい不明の人物だった。ノーフォーク街の《ABCショップ》でチーズケーキをほおばり、ミルクをすすっている痩せこけたこの老人は、紐の切れ端を結んだりほくしたりしながら、女性記者ポリー・バートン相手に得意の推理を語って聞かせる。その代表作十三編を収録した。
■目次
「フェンチャーチ街の謎」
「地下鉄の怪事件」
「ミス・エリオット事件」
「ダートムア・テラスの悲劇」
「ペブマーシュ殺し」
「リッスン・グローヴの謎」
「トレマーン事件」
「商船〈アルテミス〉号の危難」
「コリーニ伯爵の失踪」
「エアシャムの惨劇」
「《バーンズデール荘園》の悲劇」
「リージェント・パークの殺人」
「隅の老人最後の事件」
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