大間知篤三著作集 第５巻
伊豆諸島の民俗
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この巻は昭和25年の「利島のモリとオヤコ」から著者の死によって陽の目を見ずに終った『伊豆諸島流人考』まで、ほぼ20年間の伊豆諸島に関する調査やエッセイを収録する。構成は第一部総説、第二部利島の民俗、第三部新島の民俗、第四部三宅島の民俗、第五部伊豆諸島流人考、第六部小論である。伊豆諸島を中心として独自の新しい日本文化論を展開、対象への深い愛に裏づけられた問題意識の斬新さと深さは、大間知民俗学に文学的香りを与え、流人考は人の心を打つ。
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