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幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。
解説・上白石萌音
主人公の優子
"この物語の主人公である森宮優子はどこにでもいそうな女子高生だ-名字が3回も変わったこと以外は。
しかし、彼女は親が3回も替わったことをそこまで悲観していない。それはその齢にしては達観した彼女自身の性格によるところも大きいと思うが、それ以上に全ての親に愛されてきたことも大きな理由だと私は思う。
きっと彼女も誰かに愛を注いで生きていくのだろう。この本のラストシーンから私はそう感じた。"
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