日本古代の国家・王権と宗教

日本古代の国家・王権と宗教

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出版社
法蔵館
著者名
本郷真紹 , 山本崇 , 毛利憲一
価格
19,800円(本体18,000円+税)
発行年月
2024年4月
判型
A5
ISBN
9784831862815

日本古代の王権や政治社会、仏教、神祇信仰にまつわる諸相について、それぞれの関心から実証的に考察した27本の学術論文を収録する、日本古代史・宗教史研究者必備の一大論集。

【目 次】
聖武天皇と八幡神――天平勝宝六年十一月厭魅事件の意義(本郷真紹)

第1編 ヤマト国家の地方支配と祭祀・神話
古代吉備のカヤをめぐって(今津勝紀)/村合屯倉考 (笹川尚紀)/天下立評粗考(告井幸男)/石上神宮の祭祀氏族(前野智哉)/『古語拾遺』に見られる日本古代神話叙述体系の変遷(劉 暁峰)

第2編 奈良時代の王家と辺境・地域
別勅賜物木簡にみる大宝初年の王族(山本 崇)/王臣家内の家政文書――長屋王家から考える(森 公章)/光明立后宣命における磐之媛の先例(浅野 咲)/大宰府と秋田城の四天王寺伽藍配置試論――『類聚三代格』巻二・宝亀五年三月三日官符の検討とともに(堀 裕)/蝦夷の公民化と調庸負担(河原梓水)/古代若狭国における郷域の再検討(酒井健治)

第3編 平安時代の地域支配と政務
畿内国別当の成立(鮎川 礼)/周防鋳銭司成立の歴史的背景(黒羽亮太)/且二十五戸――天慶の乱の報賽をめぐって(佐藤泰弘)/御前儀除目における天皇と関白小考――摂関政治の終焉と後三条親政の意義(佐古愛己)

第4編 飛鳥・奈良時代の仏教
持統朝の無遮大会(駒井 匠)/持統朝におけるエミシと仏教(安東 峻)/光明子発願一切経『深密解脱経』巻第一について――勘経追跋の新出資料(宮﨑健司)/光明皇后湯施行譚の成立(岡野浩二)/行基集団と優婆塞(竹内 亮)/『日本霊異記』の「声を出す仏像」説話(三舟隆之)

第5編 平安時代の仏教と寺院
延暦年分度者制施行の背景(佐藤文子)/九世紀における「僧綱―諸国講読師体制」の再検討(酒井友康)/平安京北郊と上出雲寺・下出雲寺(吉野秋二)/斉世親王の出家に関する一考察(古藤真平)/陽明文庫所蔵『兵範記』紙背文書に見える「郡寺」――「摸作」氏・「摸作郷」の検討から丹波国桑田郡の地域史・古代寺院と「郡寺」論に及ぶ(田島 公)

監修跋(本郷真紹)
編集後記(山本崇・毛利憲一)

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