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親鸞が真宗の大綱として掲げる二種回向。その源泉である曇鸞『浄土論註』を改めて読み直し、真宗理解の再構築を目指す。
多様に論じられてきた親鸞思想解明に向け、回向論のゆくえを尋ね、新地平を拓く、挑戦的新研究。
【目次】
序言 [市野智行]
還相回向研究史―変遷と論点の整理― [市野智行]
「回向」の成立背景と「普賢行」への深化――曇鸞の五念門を考えるために―― [織田顕祐]
普賢行と曇鸞の往還回向 [織田顕祐]
仏典「解釈」とその可能性――曇鸞の『浄土論』註釈を通して―― [黒田浩明]
『浄土論註』の日本的展開――源信『往生要集』の五念門説から見えてくる思想史的背景を中心に――[藤村 潔]
清沢満之の他力門哲学――曇鸞教学という視座から―
各論における有機的結合と今後の可能性 [藤村 潔]
編集後記 [市野智行]
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