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『源氏物語』で描かれる雅な世界の裏では、武士が暴力で支配する社会があった。血の入れ替えと殺し合いで、源氏と平氏が武士の代表格になっていく背景を描く。
「源氏物語」の裏側の歴史がここにある!
清少納言の兄を始末した源氏/増殖と血統浄化に賭けた平氏
王朝文化に殉じた藤原保昌/賄賂で反逆を握りつぶした道長
藤原秀郷・利仁の実像/「受領は倒るる所に土をつかめ」の真実
鎌倉幕府に北条家が仕掛けた罠と、その驚くべき結末とは?
清少納言や和泉式部が仮名文学で雅な貴族の世界を描いていた裏では、暴力が支配する武士の世界があった。それは地方だけでなく、都のすぐ隣でも人が殺されるような状態だった。しかも、その雅な世界は武士による収奪によって成り立っていたのだ。この凄惨な時代、拡大・縮小を繰り返しながら、源氏と平氏が武士の代表格として確立してゆく。その背景にある、血の入れ替えと相剋の過程を克明に綴る。
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