最後の音楽 ヒップホップ対話篇

最後の音楽 ヒップホップ対話篇

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出版社
DU BOOKS
著者名
荘子it , 吉田雅史
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2024年3月
判型
四六判
ISBN
9784866472133

逸脱こそ王道!

J・ディラ、RZA、カニエ・ウェストほか

ヒップホップの偉人から考える「新しい」の創り方



■ヒップホップ・グループDos Monosのメンバーとして、台湾のIT大臣オードリー・タンや小説家の筒井康隆との共演歴もあるトラックメイカー/ラッパーの荘子itと、『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』の翻訳者としても知られる批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が、生誕50周年を迎えたヒップホップの核心に迫る対談・鼎談集。



■J・ディラ、マッドリブ、カニエ・ウェストらのビートメイクの革新性や、2017年作『DAMN.』でピューリッツァー賞の音楽部門を受賞したケンドリック・ラマーのリリックなどを取り上げ、ヒップホップの面白さ・特異性・人気の秘密ほかについて徹底議論。また、荘子itによる自曲解説も交えた創作論も読みどころのひとつ。



■ゲンロンカフェで行われた白熱のトークイベントを再構成したものに、新規対談や書きおろしコラムを追加収録。



■豪華鼎談ゲスト:さやわか、菊地成孔、後藤護、Illicit Tsuboi



〈目次〉

序 What’s dope? 〈かっこいい〉ってどういうこと?



一章 ヒップホップとキャラクター

   なぜラッパーはアメコミのヒーローになりきるのか? feat. さやわか

二章 ヒップホップと文学

   ケンドリック・ラマーの多声性、キングギドラの模範的押韻、KOHHの逸脱、金原ひとみのウェッサイ feat. 菊地成孔

三章 ヒップホップと記名性

   J・ディラに学ぶ、テンプレ氾濫時代に抗う“様子のおかしい”創作のすすめ



column 放蕩息子のロック帰還  文?荘子it



四章 ヒップホップと道化

   社会的抹殺が跋扈する時代にオルタナティヴな表現は可能か? feat. 後藤護

五章 ヒップホップと「良い音」

   音を視る魔術 feat. Illicit Tsuboi

六章 ヒップホップと前衛

   アヴァンギャルドとポップの二項対立を超えた第三項



column ズレ者たちの系譜 アヴァンギャルド・ビートメイキングの美学  文?吉田雅史



跋 ヒップホップその可能性の中心





装画:YUTAKA NOJIMA

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