越境する作家たち

越境する作家たち

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出版社
彩流社
著者名
田野勲
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2024年2月
判型
四六判
ISBN
9784779129476

「越境」をテーマとして5人の作家たち(リービ英雄、多和田葉子、アーサー・ビナード、カズオ・イシグロ、村上春樹)を論じた批評集。
「言語=文化=人種=国籍」というイデオロギーを超え出ていく文学作品とはいかなるものか。また、それらはいかにして生まれるのか。母語と外国語(日本語から外国語、外国語から日本語等)とを往還する作品をとおして、「間」や「境」をいかに「見」て、いかに「描写」するのか。その表現、創作の「根源」を探る。「言葉そのものよりも二か国語の間の狭間そのものが大切であるような気がする。私はA語でもB語でも書く作家になりたいのではなく、むしろA語とB語の間に、詩的な峡谷を見つけて落ちて行きたいのかもしれない」(多和田葉子『エクソフォニー』岩波書店2021 年)

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