シン・鎖国論

シン・鎖国論

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出版社
方丈社
著者名
山岡鉄秀
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2023年11月
判型
四六判
ISBN
9784910818115

“鎖国”の提案と言うと「何をそんなバカな。できるわけがないだろう」と思われる方がいるかもしれません。もちろん闇雲に国境を閉じよと主張するわけではありません。日本はすでに大切なものを次々と奪われており、現状のまま放置すれば、「国のかたち」や「日本語」さえ失いかねないとの危機感から、守るべきものを守るために扉を閉じよ。そのための新たなルール作りを考えようと提案しています。
“鎖国”によって守るべきものは何か? 逆に積極的に受容すべきものは何かについて議論し、深く考え、法整備を可及的速やかに進めるべきではないでしょうか。ゴールは、この日本を守り、国民を豊かにし、幸福にすることにありますが、経済安全保障に留まるわけでなく、文化や風土、国柄を守ることも視野に入れなければいけません。

本書の提言の一部を箇条書きにすると
・なし崩しの「移民解禁」にNO〓
・労働力不足を海外の「低賃金労働者」で補おうとした欧州のような地獄化を避けよ。
・国境を乗り越えて稼ごうとする強欲グローバリズムに対して門を閉じよ。
・WHOから脱退せよ=パンデミック条約に調印すれば「世界政府」の家畜になる。
・日本企業の利益も情報も知財も健康も文化も奪われてきた。今からでも守ろう。
・今、戦後レジームから本当に脱却しないと、永久に占領は終わらない。
・現状のままの日本では「米国」と「中国」に山分けされてしまう。
・「正しく鎖国」し、「正しく戦い」、国力を整えて誇らしい日本を次世代に渡そう。

失われた30年、日本の成長率は世界最低レベルでした。2022年の1人当たり購買力平価GDP(IMF統計)による最新のデータによると、日本は38位。すでに上位とは言えません。3位のシンガポールはアジアでは別格としても、14位の台湾、30位の韓国の後塵を拝し、その差も広がってきています。その間、わが国にいったい何が起きたのか? 勤勉を謳われていた日本人が急に怠惰になった? あるいは急に能力がなくなったのか? もちろんそうではなく、豊かだった日本はグローバリストによって解体され、切り売りされ、大切なものを剥ぎ取られてしまったのです。日本企業は相当なところまで外資ファンドに買われています。日本人が懸命に働き、稼いだ利益は株主への還元率を高めよとの圧力のため、配当に回っています。1980年くらいの6倍以上の還元率です。それで従業員の給与は上げられないのです。
お金だけでなく、健康も奪われました。世界で一番ワクチンを打った日本で、コロナ死でない死者が激増し、歴史上最悪の「超過死亡者数」を更新しています。なぜなのか、次のワクチン接種の前に考えないといけません。情報も奪われています。既存メディアのみならずGAFAのようなプラットフォームに都合の情報は隠されています。ポリコレによる言葉狩りも進み、LGBT法もなし崩しで通されてしまいました。このままでは日本が消えてなくなります。だからこそ、「正しい鎖国を選ぼう」というのが本書の主張です。

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