孤独とつながりの消費論

平凡社新書

孤独とつながりの消費論

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出版社
平凡社
著者名
三浦展
価格
1,034円(本体940円+税)
発行年月
2023年9月
判型
新書
ISBN
9784582860375

《目次》
序 消費は今、地下で拡大する
第1章 推し活は孤独者の宗教である
第2章 お笑いと美容も孤独が消費を増やす
第3章 一億総応援社会
第4章 昭和レトロは孤独な中年男性の癒し
第5章 古着が消費を変え、地方を再生する
事例レポート1 古着屋が街を変える
事例レポート2 地方移住──定年後に真鶴に住んだ男性は何を感じたか
あとがき

《概要》
パートナーや家族がいてもどこか孤独を抱えている現代人。いま、その「孤独」が消費を増やしている! 推し活、美容、お笑い、クラウドファンディング、昭和レトロ……。これまで数字に現れてこなかった消費行動の深層には「孤独」があった。さらに、最新商品への関心が薄れ、中古品消費が増えているのも重要な変化だ。それは人々に「つながり」をもたらし、特に古着屋は地方再生のキーになりつつある──。最新調査から見えてきた新たな「脱消費的消費」の形。いまとこれからの日本を展望するための必読書。ベストセラー『下流社会』『ファスト風土化する日本』の著者・三浦展、現代社会分析の新たなる代表作。

《著者紹介》
社会デザイン研究者。1958年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。パルコ『アクロス』編集長、三菱総合研究所を経て、99年、カルチャースタディーズ研究所を設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。著書に『下流社会』(光文社新書)、『再考 ファスト風土化する日本』( 編著、光文社新書)、『第四の消費』『永続孤独社会』(以上、朝日新書)、『3・11後の建築と社会デザイン』(共編著、平凡社新書)、『商業空間は何の夢を見たか』(共著、平凡社)など多数。

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