科学としての心理学

科学としての心理学

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出版社
新曜社
著者名
ゾルタン・ディエネス , 石井敬子 , 清河幸子
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2023年8月
判型
A5
ISBN
9784788518070

統計的推測は科学的心理学の根幹をなす方法であるが、心理学者でさえ混乱していることが多い。主流の仮説検定の問題点と誤解、ベイズ統計、尤度検定の導入まで、さまざまなアプローチの特徴と原理が前提となる科学哲学からよくわかる、類例のない入門書。



 まえがき 

  

1.カール・ポパーと境界設定

 背景:論理実証主義

 帰納の問題

 批判的議論の役割

 科学とは何か?

 精神分析学、マルクス主義、相対性理論

 反証可能性の程度

 反証可能性

 真実らしさ

 客観的知識

 確率的な理論と反証

 心理学における理論は反証可能か?

 知識社会学

 真実、道具主義、現実主義

 ポパーの考えを用いて研究論文を批判的に評価する

 おわりに

 ふりかえりと議論のための質問

 理解を深めるための文献案内

  

2.クーンとラカトシュパラダイムとプログラム 

 トーマス・クーンとパラダイム

 クーンの立場から見た危機

 革命

 概念形成についての覚書

 クーン 対 ポパー

 相対主義とポストモダニズム

 ラカトシュと研究プログラム

 前進と退行

 ある例

 新奇性

 科学の方法論の選び方

 クーンとラカトシュの考えを用いて研究を評価する

 おわりに

 ふりかえりと議論のための質問

 理解を深めるための文献案内

 

3.ネイマン、ピアソンと仮説検定 

 フィッシャー、ネイマン、ピアソン

 確率

 データと仮説

 仮説検定:α

 仮説検定:αとβ

 実際の検定力

 感度

 停止規則

 多重検定

 フィッシャー流の推測

 有意性検定に関してよく誤解されるその他の点

 信頼区間

 ネイマン―ピアソンアプローチに対する批判

 ネイマン―ピアソンアプローチを使用して研究論文を批判的に評価する

 まとめ

 ふりかえりと議論のための質問

 理解を深めるための文献案内

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