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東国武士は京都にも拠点を置き、西国武士との間に「一所傍輩のネットワーク」を築いていた。東西を移動する武士像を提示し、在地領主制論による研究蓄積をふまえながら職能論的武士論を発展させ、中世武士の実相を鮮やかに描き出す。
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