埼玉の妖怪

埼玉の妖怪

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出版社
さきたま出版会
著者名
大明敦 , 池原昭治
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2023年6月
判型
A5
ISBN
9784878914881

みなさんは妖怪に出会ったことはありますか。科学的には妖怪は否定されていますが、私が四歳の頃、麻疹に罹って家で寝ていた時、部屋の襖が開いていて、薄暗い廊下に白い着物を着た小さな子どものようなものが、ふわふわと踊っているように見えたのです。あれは祖母も見たという「ワラシコ」だったのか・・・(はじめにより)

日本人の暮らしや文化、信仰から生まれた妖怪たち。千話を超える伝承から、怖ろしくも心惹かれる謎の世界をめぐる。

第一部 妖怪をめぐって
日本人の暮らしや文化、信仰から生まれた妖怪たち。歴史を紐解き、誕生から現在、そしてこれからの妖怪を考える。
【妖怪とは何か】妖怪という言葉/古典の中の妖怪/妖怪研究の発展/ 水木しげると妖怪/妖怪の現在
【埼玉の妖怪を考える】妖怪のリアリティ/妖怪の名前/不思議な現象を説明するための妖怪/抑止力としての妖怪/地域と生きる妖怪

第二部 妖怪ゆかりの地を訪ねる
妖怪の痕跡が残る場所をめぐり、時空を超えて妖怪との出会いを楽しむ。狐につままれる体験ができるかも。
①氷川女體神社/②第六天神社/③足立ヶ原の黒塚/④寶幢寺/⑤持明院と曼荼羅淵/⑥川越城周辺/⑦小畔川流域/⑧日和田山/⑨鬼鎮神社/⑩少林寺/⑪空滝/⑫矢納の天狗岩

第三部 埼玉の妖怪百態
どの場所に、どのように出現したのか、心優しい妖怪から人を食う妖怪まで、妖怪ごとに伝承をまとめた。身近に棲んでいた妖怪たちの出没記。
【水辺・水中の妖怪】【山や森の妖怪】【路傍・路上の妖怪】【人里の妖怪】【生物・器物などの怪異】

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