唯識

唯識

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出版社
法蔵館
著者名
加藤朝胤 , 船山徹 , 石垣明貴杞
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2023年4月
判型
四六判
ISBN
9784831877710

「これだけは知っておきたい」と思う“唯識”の基本を凝縮。

インドから中国を経て、日本に伝わり展開した唯識の歴史(第一章~第三章)と、「アーラヤ識」をはじめとするその基本用語を中心とした思想の解説(第四章)。
難解な内容で知られる“唯識”を知るための恰好の概説書。

唯識の教えを現代に伝える薬師寺の管主・加藤朝胤師の監修のもと、京都大学人文科学研究所の船山徹氏、石垣明貴杞氏が執筆。
挿画には、現代を代表する美術工芸家が本書のために寄せた作品をカラー掲載。

《推薦のことば》
宮田亮平(前文化庁長官)

《カバー装画》
田渕俊夫

《挿画作品》(50音順)
今泉今右衛門(十四代)、江里康慧、江里朋子、奥田小由女、勝城蒼鳳、加藤孝造、川瀬忍、小宮康正(三代)、小森邦衞、白幡明、鈴木藏、千住博、田辺竹雲斎(四代)、中村信喬(三代)、並木恒延、前田昭博、三輪休雪(十三代)、森陶岳、樂直入(十五代 吉左衞門)

【目次】
推薦のことば   (前文化庁長官 宮田亮平)
はじめに   (法相宗管長 薬師寺管主 加藤朝胤)
本文概要
 インド・中国・日本 概略図

第一章 インド

第一節 心を重んずる佛教
第二節 瑜伽行思想の始まり
第三節 「瑜伽行」と「唯識」の違い
第四節 主な著作

第二章 インドから中国へ

第一節 唯識以前の中国佛教
第二節 唯識は三度伝わった
第三節 玄奘の翻訳――中国唯識の基盤
第四節 慈恩大師窺基――法相学の始まり
第五節 その後――慧沼と智周

第三章 中国から日本へ

第一節 日本への伝来――法相唯識の四伝
第二節 修学体制――南都六宗
第三節 法相宗の歴史――復興と衰微
第四節 今も残る伝統――法会と論議

第四章 基本用語

第一節 原子の実在を否定する
第二節 三性説――迷いを悟りに転ずる論理
第三節 アーラヤ識
第四節 悟るための修行
第五節 佛の三身説

あとがき
 令和における唯識の継承  (法相宗管長 薬師寺管主 加藤朝胤)
 単純明瞭で確かな心の世界  (京都大学人文科学研究所教授 船山 徹)
 私達の生き方と唯識の考え方  (京都大学人文科学研究所 石垣明貴杞)

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