エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック

エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック

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出版社
新曜社
著者名
山崎敬一 , 浜日出夫 , 小宮友根 , 田中博子 , 川島理恵
価格
4,620円(本体4,200円+税)
発行年月
2023年4月
判型
A5
ISBN
9784788517943

社会学、言語学、人類学、心理学、経営学、政治学、メディア研究、医療・看護研究など、幅広い学問分野で多彩に発展したエスノメソドロジー・会話分析の起源をたどり、その現在を一線の研究者たちが解説。全体を包括的に理解するための待望のガイド。



*ガーフィンケルやサックスら最重要理論家の翻訳・解題と各領域の解説のセットで、初期の構想から具体的な実践研究までを網羅。



*医療・教育・メディア・法・ビジネス・科学・レジャーなど意外な領域にも広がる研究を多数紹介。



■目次



はじめに

トランスクリプトの用い方

トランスクリプトで使用されている記号のリスト



第Ⅰ部 系譜と関連分野



総説 1  系譜と関連分野  山崎敬一

1  エスノメソドロジーと会話分析の系譜

2  関連分野――言語人類学とナラティヴ心理学

3  その他の関連分野



1 章 シュッツとパーソンズ  浜日出夫

1  博士論文「他者の知覚」

2  ホッブズ問題再考

3  他者の知覚

4  医学校にせ面接実験

5  エポケーなき現象学――エスノメソドロジーの成立地点



2 章 ウィトゲンシュタインと日常言語学派  前田泰樹

1  社会学的記述

2  記述のもとでの行為の理解可能性

3  分析の手掛かりとしての日常言語学派由来の着想

4  経験的研究への着想をめぐる論争的状況



3 章 言語人類学とエスノメソドロジー・会話分析の関わり  高田明

1  はじめに

2  コミュニケーションの民族誌

3  参与枠組み

4  相互行為の人類学



4 章 ナラティヴ心理学  やまだようこ

1  ナラティヴ(もの語り)とは

2  人間観の変革としてのナラティヴ研究

3  人と人の相互作用によって生まれる意味と社会的構成

4  未来のもの語りが現実を変える



第Ⅱ部 ハロルド・ガーフィンケル



総説 2  ハロルド・ガーフィンケル  浜日出夫

1  ガーフィンケルはいかにしてエスノメソドロジストとなりしか

2  秩序問題との出会い

3  構築的分析からエス

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