承認のライシテとムスリムの場所づくり

承認のライシテとムスリムの場所づくり

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出版社
人文書院
著者名
佐藤香寿実
価格
6,380円(本体5,800円+税)
発行年月
2023年2月
判型
A5
ISBN
9784409241547

ローカルな取り組みから、ライシテの普遍主義を問う



フランス共和主義と政教分離の原則「ライシテ」とイスラームをめぐる現況を概観しつつ、国境の街ストラスブールにおける大モスクとムスリム公共墓地の建設、行政主導の「宗教間対話」等の具体的な事例を分析。政府による介入の緊張を孕みながらも、「ヨーロッパにおけるイスラーム」がどのように誕生し、いかにその場所に息づいているのか。混淆の現場から、新たなヨーロッパの息吹を活写する。



「宗教間対話は、暴力やテロリズム、他者に対する拒絶といった、社会を分裂させるような種々の態度に対するアンチテーゼとして機能する。」

「――共生は、維持しなければならないものであり、日々の戦いである。われわれは決してやめることはできない」(本書より)



○目次

はじめに ライシテVSイスラームの二項対立を超えて

1.研究の背景と目的

2.研究手法と分析視角

3.調査バイアスと筆者の立場性

4.本論文の構成



第一章 ライシテの普遍主義と「移民の宗教」イスラーム

1.フランスにおけるライシテの変遷

2.多元的社会の出現とライシテの変容

3.「内なる他者」としての「ムスリム」

4.「イスラーム化」の神話と場所の政治



第二章 フランスにおけるムスリムの現状

1.フランスのムスリムとは誰か

2.「イスラーム問題」構築の経緯

3.ムスリムの排除と包摂



第三章 コンコルダ体制とストラスブールのムスリム

1.アルザス=モゼル地方法

2.調査地ストラスブールの概要

3.ストラスブールにおけるムスリムとライシテ



第四章 ストラスブールの大モスクの建設

1.フランスにおけるモスク建設をめぐる状況

2.ストラスブールの大モスクの概要

3.モスクをめぐる交渉と場所の政治

4.モスクの公共性と代表性



第五章 ストラスブールのムスリム公共墓地の建設

1.フランスにおけるムスリムの埋葬問題

2.ストラスブールのムスリム公共墓地の概要

3.差異の可視化と「ムスリム」カテゴリーの強化



第六章 宗教間対話の取り組み

1.ストラスブールにおける宗教間対話の概要

2.取り組みの事例:宗教カレンダー・宗教間の庭・宗

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