大正時代の音楽文化とセノオ楽譜

大正時代の音楽文化とセノオ楽譜

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
小鳥遊書房
著者名
越懸澤麻衣
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2023年2月
判型
A5
ISBN
9784867800096

西洋音楽と遭遇した大正時代、
そこには楽譜があった!
聴こえては流れてゆく「音」を五線譜で出版し、
かつて一世を風靡したと言われるセノオ楽譜とは何か?
そして、主宰者・妹尾幸陽とは一体何者なのか?
楽譜の表紙を鮮やかに飾った竹久夢二との関係など、
大正時代の西洋音楽受容の様子を活写する!
===========
【目次】
はじめに?楽譜と音楽の伝播
第一部
セノオ楽譜、そして竹久夢二とその時代
第一章?セノオ楽譜とは
  「セノオ楽譜」の誕生
  楽譜の構成
  販売方法
  セノオ楽譜のシリーズ
  価格と購入者
  売れ筋ランキング
第二章?竹久夢二による表紙画の魅力
  多彩なアーティスト・竹久夢二
  夢二が描いた表紙画
  セノオ楽譜を買う夢二ファン
  詩人としての夢二
  《宵待草》の誕生
  大正時代の楽譜の表紙画
  楽譜と美術
第三章?妹尾幸陽の音楽人生
  音楽との出会い
  大学生の頃
  音楽評論家として
  作曲家として
  音楽業界での多面的な活動
  外国人演奏家との交流
  ラジオへの参入
  影を潜めた後半生
  太陽音楽出版社としての再出発

第二部
セノオ楽譜が伝えた名曲
第一章?『夜のしらべ』-三浦環とレコードと
第二章?『軍艦行進曲』-大正時代の軍歌
第三章?『歌劇「カルメン」ハバネラの歌』 -帝国劇場、開幕
第四章?『歌劇「ボカチオ」恋はやさしい野辺の花よ!』-浅草オペラの栄枯盛衰
第五章?『歌劇「ミニヨン」君よ知るや南の国』-外国語の「歌」を日本語で
第六章?『カチューシャの唄』-「流行歌」の誕生
第七章?『からたちの花』-山田耕筰との協同作業(一) 山田の歌曲
第八章?『荒城の月』-山田耕筰との協同作業(二)山田が編曲した作品
第九章?『ジー線上のアリア』-日本のヴァイオリン・ブーム
第十章?『神の栄光』-日本におけるベートーヴェン受容

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top