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「私の身体はガラスでできている」
妄想――それはただの思い込みか、深刻な病か、
それとも、無限の想像力が編み出した究極の「生存戦略」なのか。
史実に見る、10の奇妙なケース。
「妄想」は当事者以外には奇妙でおかしなものだと思われがちだが、
過去の記録に注意深く目を凝らせば、驚くほど日常的で役立つことがわかる。
そこには実に巧妙かつ切実な、生き延びるための心理的作用が働いているのだ。
ファンタジックな世界への逃避に見えたとしても、本質的な意味においては逆で、
妄想とは、個人が現実世界と関わっていくための、必死の「戦略」なのである。
英BBCで10シーズン続いた人気ラジオシリーズ”A History of Delusions(妄想の歴史)”の制作者が、文化・社会・宗教・精神医学の観点から「妄想」を読み解く、壮大な歴史絵巻。
人間の歴史は、百花繚乱の「妄想」に満ちている――!
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