中國紀行 Vol.30

役小角と道家思想

主婦の友ヒットシリーズ

中國紀行

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出版社
アジア太平洋観光社
価格
1,000円(本体909円+税)
発行年月
2023年1月
判型
B5
ISBN
9784073448709

修験道の開祖と伝わる役小角が修行した大峰山は吉野山から熊野本宮付近まで続く山脈にあります。大峰山脈に源流をもつ熊野川下流域にある新宮市には徐福渡来伝説がありました。徐福とは約2200年前の中国大陸にいた方士ですが、方士というのは後の道士となる存在で、道士の修行の目的は仙人になることです。道士の考え方を道家思想といい、仙人とは幾千万の命を救う存在。その知識や技術を自然から学ぶ為、道士は人間の知識では理解しがたい事が起きる自然環境に身を置きます。徐福渡来説の残る新宮から熊野川を挟んだ対岸には鵜殿という地域がありますが、ここは東三河の蒲郡市で国人となった一族がいたと伝わる地域。この海岸線を熊野に向かい北上すると日本最古の神社といわれる花の窟神社に繋がります。役小角の足跡を辿りながら徐福伝説の残る地域に向かい、奈良の南から熊野川にかけての南朝伝承を交えながら、中國紀行CKRM的視点で謎に迫ります。

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