ゆるい職場

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ゆるい職場

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出版社
中央公論新社
著者名
古屋星斗
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2022年12月
判型
新書
ISBN
9784121507815

「働きやすい会社」を、なぜ若者は辞めてしまうのか?
新時代の、若者・仕事・日本社会を紐解く――

「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。

【目次】
●はじめに――若者はなぜ会社を辞めるのか。古くて、全く新しい問題
●第一章 注目すべきは「若者のゆるさ」ではなく「ゆるい職場」
1 若者の早期離職状況 
2 これだけ変わった日本の職場運営ルール

●第二章 若者はなぜ会社を辞めるのか
1 グレートリセットされた日本の職場
2 好きなのになぜ辞めるのか
3 若者の「不安」の正体

●第三章 「ゆるい職場」時代の若者たち
1 二層化する若者
2 “白紙”でなくなる新入社員たち
3 「過去の育て方が通用しない」を科学する

●第四章 「ありのままで」、でも「なにものか」になりたい。入社後の若者に起こること
1 “優秀な若者”の研究
2 スモールステップで動き出す若者たち

●第五章 若者と職場の新たな関係
1 定着させることが本当の目的なのか
2 「コミットメントシフト」がもたらす新しい関係

●第六章 若手育成最大の難問への対処
1「ゆるい職場」時代の解決不能な問題
2 第一の難問に対処する
3 第二の難問に対処する

●第七章 助走としての学校生活
1 若者を育てるスタートライン
2 学びの動機はどうつくられるか

●第八章 ゆるい職場と新しい日本
1 キャリア選択が世界一自由な国をつくる
2 日本が今後直面する課題

●おわりに
●参考文献

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