ウクライナ「情報」戦争 ロシア発のシグナルはなぜ見落とされるのか

ウクライナ「情報」戦争 ロシア発のシグナルはなぜ見落とされるのか

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出版社
徳間書店
著者名
佐藤優
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2022年9月
判型
四六判
ISBN
9784198655211

長期化するウクライナ戦争は
アメリカによって「管理された戦争」だ。
侵略戦争を停めるには、侵略する側の狙いと論理を
知る必要がある。

西側諸国経由の情報だけで実態はわからない。
アジテーションではないロシア発のシグナルを
日本のメディアは完全に見落としている。
日本で最もロシアとプーチンを知る
最強外交インテリジェンスオフィサーが喝破する
これが攻撃から半年を経てのウクライナ戦争の深層だ。

現地政治系放送からロシア要人の肉声を著者自ら全翻訳。
◎安倍元首相殺害
◎西側追従の対ロシア制裁
◎北方領土交渉の暗礁…
今のロシアは日本をどのように見ているのか。
そして長期化する戦争をどこで終わらせるつもりなのか。
ロシア政治エリートの発言からわかった戦争の行方。

残虐、戦慄、惨たらしい情勢など
感情を刺激させられる報道ばかりに目を向けるのではない。
戦時中は敵対する国家同士が煽情的な情報を主体に流す。
つとめて冷静に事態を見るために、
第三次世界大戦を回避するためにも、全国民必読の書。

<目次>
第1章 クレムリンから見たウクライナ戦争の週末
「宣伝」と「煽動」に分かれたロシアメディア/アメリカにとって「ウクライナ侵攻」の優先順位は低い/殺害された安倍元首相が狙った強いロシアと組むこと…他

第2章 ウクライナ侵攻2022:時系列分析
「外交の主体性」を自ら放棄した日本への辛辣/戦禍拡大と第三次世界大戦の罠/ロシアとNATOが直接大家するXデー/ロウクライナ政府の軋みとロシアの戦略変更…他

第3章 再検証:2014年「クリミア併合」
ロシアとの戦争を挑発していた8年前のウクライナ/「ミンスク合意」はロシア側に有利に働いていた/ウクライナの歴史認識見直しとネオナチ傾斜の危険/プーチンはすでに「核兵器のカード」を切っていた…他

第4章 日露の変化を北方領土交渉から見る
対ロシア制裁に至るまでの日露関係の変遷/北方領土極秘文書をロシアが否定しなかった理由/ロシアが宮古島空港「対中軍事化」に注目する理由/岸田首相の対露方針に安倍路線からの転換を仕組んだ者/プーチンによる安倍元首相への異例な哀悼…他

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