ダダ・カンスケという詩人がいた

ダダ・カンスケという詩人がいた

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出版社
共和国
著者名
吉田美和子
価格
4,070円(本体3,700円+税)
発行年月
2021年6月
判型
A5変
ISBN
9784907986599

「ダダ」を自分の名とした唯一のアナーキスト詩人、陀田勘助(1902-1931)。アヴァンギャルドの担い手として鮮烈にデビューしながら、やがてその筆名と詩を捨てて、本名の山本忠平として共産主義者に転向。非合法共産党の中央委員候補として検挙されると、謎の獄死を遂げる。享年29。

細井和喜蔵、岡本潤、萩原恭次郎らとの交流から、当局による自殺との発表に対して、いまなお小林多喜二に先立つ虐殺説が根強いその死にいたるまで、謎に包まれた詩人の影を追いかけた初の伝記。定価3700円+悪税。



◎本書の刊行を記念して、2022年7月2日より、北海道の市立小樽文学館で「アナーキスト詩人・陀田勘助展」開催!

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