「都市の農村化」と協同主義

「都市の農村化」と協同主義

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出版社
有志舎
著者名
斎藤義則
価格
3,960円(本体3,600円+税)
発行年月
2022年4月
判型
四六判
ISBN
9784908672569

かつて、日本の都市は歴史的に一貫して緊密な農村との相互補完関係をもっており、都市の土地も緑地を多く含む「庭園都市」であった。しかし、近代化・現代化のなかで経済的な豊かさとそれによる自由を追い求め続けるようになっていくなかで、それが失われていってしまったといえる。しかし、21世紀の現在、人々の生活目標は経済的豊かさだけを追い求めるものから環境への配慮と個性と自立性が求められる社会の実現へと変貌しつつある。本書は、都市の歴史をふまえながら、地域社会における市民・団体・行政などによる様々な協業と協同主義の実践から、都市と農村との親密な関係を再生する道を構想する。

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