戦前期海軍のPR活動と世論

戦前期海軍のPR活動と世論

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出版社
思文閣出版
著者名
中嶋晋平
価格
11,550円(本体10,500円+税)
発行年月
2021年2月
判型
A5
ISBN
9784784219995

戦前期の日本海軍は、民衆・社会と良好な関係を構築するために、さまざまなPR活動を展開していた。そこには、民衆とのコミュニケーションを通じて有効なPR方法について模索し、試行錯誤を繰り返しながらつくり上げていく軍隊の姿があった。日露戦争後から第一次世界大戦、ワシントン体制という政治・社会状況の変化の中で、日本海軍はどのようなPR活動を行っていたのか。

本書は、日本海軍にまつわる公文書や新聞報道を手掛かりに、これまで宣伝という枠組みで論じられてきた日本の軍隊によるコミュニケーション活動を、PR(Public Relations)の視点から分析し、現代の日本社会における社会と軍事組織とのあり方について一石を投じる試みである。

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