悲しいけど、青空の日

悲しいけど、青空の日

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出版社
サウザンブックス社
著者名
シュリン・ホーマイヤー , 田野中恭子
価格
2,640円(本体2,400円+税)
発行年月
2020年6月
判型
B5変
ISBN
9784909125200

うつ病のお母さんと暮らす9歳の女の子、

モナとの対話を通して、子どもらしさを取り戻す物語





本書『悲しいけど、青空の日』は、ドイツで2006年に 発行された児童専門書。このジャンルではまれなる1万部以上を販売しています。 3部構成の本で、前半は絵本になっています。

第1部は、うつ病のお母さんと暮らす9歳の女の子モナの物語、第2部も絵が多く、モナが自分の経験を話しながら精神疾患や相談先について、読者の子ども達にわかりやすく説明していきます。子ども達は、まるでモナと対話をしているように、自分のことを書き込めるページがいくつもあるのが魅力です。

そして第3部では、子ども達の周りにいる大人や専門家への提案が書かれています。

(日本語版では相談先や支援について、日本の現状に基づいた内容を紹介)



1部:うつ病のお母さんと暮らすモナの物語

去年お母さんは何かが変わりました。お母さんはとても沈みこみ、家事もできなくなりました。この「悲しい日」に9歳の女の子モナは怒りや悲しみの感情を抑えて多くの責任を負い、そして「青空の日」を心の底から待ち望んでいます。

ある日、モナは大切な友達、ぬぐいるみのマックスを土に埋めるかわりに、お母さんがよくなることを神様にお願いします。

その日から眠れなくなり。。。モナやお母さんは、そしてマックスはどうなるのか?





第2部:モナが基本的な質問を読者の子ども達に説明

「精神疾患って何?」「私のせいなの?」

「誰がママやパパを助けてくれるの?」 「私は誰と話したらいいの?」

「危機的な時の緊急対応」などの基本的な疑問について、

絵本の中で、モナが読者の子ども達にわかりやすく説明していきます。

日本語版では、日本の現状に合わせて相談先や支援について紹介しています。





第3部:困っている子ども達を助ける身近な人や専門家への提案

精神疾患をもつ親と暮らす子どもは、大きな負担と動揺を抱えやすいです。

そして両親や祖父母、先生などの身近な人は、子ども達にどのように接したらよいのか、

わからないことが多くあります。

しかし、子ども達は大人が思うよりも親の精神疾患をなんとなく感じ取り、わかってもいます。想像力がふくらみ、現実以上の恐怖や不安を感じることもあります。

そのため、その気持ちを うけとめ、どうしたらいいのか一緒に考えてくれる大人を必要としています。



・子どもに親の精神疾患について、そもそも話してもいい?

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