モネとマティス

モネとマティス

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出版社
求龍堂
著者名
ポーラ美術館
価格
2,500円(本体2,273円+税)
発行年月
2020年5月
判型
B5
ISBN
9784763020055

19世紀から20世紀にかけて、急速な近代化や度重なる戦争などの混乱した社会状況のなか、「ここではないどこか」への憧れが、文学や美術のなかに表れます。

なかでもクロード・モネ(1840-1926)とアンリ・マティス(1869-1954)は、庭や室内の空間を自らの思うままに構成し、現実世界のなかにいわば人工的な「楽園」を創り出した点において、深く通じ合う芸術家であると言えます。

モネは19世紀末、近代化するパリを離れ、ジヴェルニーに終の住処を構えます。

邸宅の庭で植物を育て、池を造成し、理想の庭を造りあげたモネは、そこに日々暮らしながら、睡蓮を主題とした連作を制作しました。

南仏に居を構えたマティスもまた、テキスタイルや調度品を自在に組み合わせ、室内を演劇の舞台さながらに飾り立てて描きました。

こうしたモティーフは、南仏の光とともにマティスのアトリエと作品を彩ったのです。

モネの庭と、マティスの室内。彼らの「楽園」は、欠くことのできない主題であると同時に、制作の場であり、生きる環境でもありました。

本画集では、ふたりの芸術家がいかにして「楽園」を創り上げ、作品へと昇華させていったのかをカラー図版とテキストで検証します。

ポーラ美術館『モネとマティス もうひとつの楽園』図録兼書籍

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