取り寄せ不可
江戸時代後期の画家・蘭学者にして自由人であった奇才・司馬江漢(しば・こうかん)が筆致豊かな画文で描いた、江戸~長崎往復の一年がかりの旅の記録絵日記。
往時の各地の風景、文化、社会、風俗、生活などあらゆる事象を今に伝える、貴重な史料の全五巻・全頁を忠実に再現しました。
(本書「はじめに」より)
この本の特徴の一つは、江漢の幅広く活発な行動力の表れているところではないかと思う。自分が気になった場所には、とにかく行ってみるという力強さが感じられる。行く先々の地域の名所・旧跡となっている所はしっかり押さえ、絵として残す。さらに自分の気に入った場所や出来事を細かく記録していく。こういう好奇心旺盛な性格が、この本を読んだ当時の人々や現代の我々をも引き付けるのではないかと思う。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。