論点別意匠裁判例事典

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
経済産業調査会
著者名
高石秀樹 , 吉田和彦
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2020年3月
判型
A5
ISBN
9784806530527

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和2年4月1日施行・新法対応! 見やすい2色刷り!
依頼者に有利な裁判例を迅速に導き、裁判所の判断を事前に予測する!
論点ごとに出願人(意匠権者)に有利な事例と不利な事例を表示した画期的な一冊
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 意匠法の体系的な教科書は優れたものが存在し、重要な裁判例は解説されていますが、網羅的に意匠裁判例を集積した書籍は多くありません。初学者にとっては、教科書に従って意匠法を体系的に勉強し、重要裁判例を確認することが重要ですが、実務家としては、具体的に問題となっている事例について、裁判所がどのように判断するか見通しを立てることが求められます。

 更に言えば、必ずしもすべての裁判例が整合する訳ではないと思われるため、当該具体的事例について、依頼者に有利な裁判例を見出すことが求められています。この点、意匠実務のキャリアを永く積まれている先生方は、多くの裁判例を熟知しておられ、少なくとも「この論点について、このような裁判例があったはずだ。」というイメージを有していることから、適切な裁判例(有利な裁判例)を迅速かつ適切に見出します。

 しかしながら、若手の意匠実務家は、自らが意匠実務を開始する以前の裁判例も含めて検討する必要があるため、迅速性・正確性の観点から不利であることは否めません。そこで、過去の意匠裁判例を集積し、論点毎に分類したデータベースを作成し、これを実務家の方々に広く利用していただくことにより日本の意匠業界に貢献できると考え、“意匠裁判例事典”と銘打って出版することに想到しました。

 本書は、意匠権侵害訴訟及び審決取消訴訟の裁判例を集積し、論点ごとに出願人(意匠権者)に有利な事例と不利な事例を集積しており、正に“事典”として意匠実務に供するものであります。

 また、意匠実務を開始された若手弁理士、会社知財部の方々にとっては、意匠裁判例の学習として活用いただけます。どのような論点が存在し、どのような裁判例が存在するかをイメージできるため、実際に具体的事案を検討する際に、迅速に関連裁判例を見出すことができるでしょう。

 実務家から初学者まで座右の書として備えておきたい一冊です。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top