患者安全への提言

生存科学叢書

患者安全への提言

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出版社
日本評論社
著者名
上田裕一 , 神谷惠子
価格
4,730円(本体4,300円+税)
発行年月
2019年11月
判型
A5
ISBN
9784535984882

2015年より公的な医療事故調査制度が始まったが、医療側の事故報告(調査)を回避しがちな心性にはまだまだ根強いものがある。

2016年に提出された「群馬大学医学部附属病院医療事故調査委員会報告書」は、医療事故調査の主たる目的はあくまで事故の原因究明・防止対策にあるとし、背景となる医療システムの問題点をえぐり出すことで、今後の事故調査のモデルケースとして高い評価を得た。

本書の編著者・著者は全員、群大病院医療事故調査委員会のメンバーである。

患者安全のために医療人(機関)、報道するマスコミはどうあるべきか、座談会や論考を通じて医療者・患者家族・マスコミそれぞれの立場から、風通しのよい医療安全システム体制への変革をつよく訴えかける。

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