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鍼療法に携わるドイツ医師たちの膨大な経験に基づいた最先端で質の高い「鍼療法」専門書
本書は、次のような三部構成になっている。
パート1:経穴。重要度の高い経穴を網羅し、それぞれの取穴部位、刺入の深さ、適応症、中医学での主治を解説する。経穴の歴史の要点と作用機序の概念についても簡潔に紹介する。
パート2:耳穴。ノジェとバールによる西洋式の耳鍼点、および中国式の耳鍼点を解説し、両者の違いについても述べる。ポイカー他による耳介神経分布に関する最新の知見と研究も紹介する。
パート3:トリガーポイント。臨床上の妥当性があり、明確に定義されている重要度の高いトリガーポイントを網羅し、対応する経穴との関係を解説する。理論的な根拠についても論じる。
本書では、鍼や経穴の歴史の紹介や鍼の(西洋医学的な)作用機序の概説、それを医学的に解明しようとする研究の紹介などを掲載。
鍼はさまざまな疾患に対する治療法のひとつとして認められ、大学でも教えられている。本書の取穴法は解剖学に基づく、最先端のスタンダードである。
新版になって、
・各経絡の主要経穴を示す写真図はすべて新しい写真に差し替えられている。圧倒的な数と質を誇る図版点数は361点。
・協調関係を示す図が、新版では多色刷りになり、陰陽が色分けされている。
・全経穴に番号が付き、主要経穴とその他経穴は数字が太字か否か、および丸の種類によって区別されている。
確実に図版が見やすく理解しやすいものになり、経験を積んだ臨床家にとっても、入門者にとっても手放せない一冊。
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